白山社めぐり(101)「白山比咩神社(三重県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山比咩神社(三重県)

白山比咩神社(三重県)
鎮座地三重県津市白山町南出
御祭神菊理比咩命 外九座
摂 社八幡須賀社・祖霊社・十二社
末 社風宮社・気多社
氏子数600余戸
例祭日4月第2日曜日 10月第1日曜日
宮 司谷 秀志

由 緒

古文書によりますと、天文22年に八幡宮の社僧鎮徳上人が加賀の白山神社のご分霊を勧請され、その帰途に白鳥7羽の奇瑞があり、降りたった所に7つの神社を建立され、この地にも奉祀されたのが始まりとされています。
天正年間の災火によって全焼し、30余年も仮殿のままでしたが、元和8年成願寺上人達の努力により再建復興されました、今の社殿群です。この頃より白山信仰の深さと広がりを見られるようになりました。
平成11年に改めての県・市の文化財指定を機に、摂社及び末社の全面解体修理をして平成21年度に修復全工事を完了しました。
古色豊かに蘇った社の姿に、氏子の真心に触れ、いよいよ御神徳の高揚に努める責任を感じています。