白山社めぐり(111)「白山神社(岐阜県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山神社(岐阜県)

白山神社(岐阜県)
鎮座地岐阜県飛騨市古川町数河(すごう)字宮田
御祭神伊邪那美命
例祭日9月5日
氏子数40戸
宮 司上杉千文

由 緒

特殊神事 獅子舞 当神社の北西の方角にある山頂に数個の巨石群があり、地元では霊山として崇拝され、そこに小祠を建立して高津宮と尊称されていました。いつの頃からか高津宮から現在地の宮田へ社殿を御造営し、遷座されたといわれます。
当神社のすぐ隣に松尾白山神社(御祭神大山咋神)も御鎮座され、地元数河の人達は、熱く崇敬しています。
特に両神社とも県の無形文化財に登録されています特殊神事の獅子舞は、アクロバット的な舞からおかめと金蔵による獅子退治など多種の演目があり、例祭時には、近在のみならず遠方から獅子を見に、多くの参拝者が訪れます。
当地域は、どの地方にも見られるように少子高齢化が進み、さらには村を離れる人達もあり、氏子数は減少しつつあります。そのような中で、地元の若者達(若社という)を始め、村を出た若者達も獅子舞の練習のためにやってきて、数カ月前から熱心に伝統文化を継承しています。
この地域は、大変おいしい水が湧き出る地でもあり、誰でも自由に飲むことができます。