白山社めぐり(127)「二柱神社(白山社合祀)(長野県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

二柱神社(白山社合祀)(長野県)

白山神社社殿
鎮座地長野県伊那郡下條村睦沢249
御祭神菊理比売命 旭尊天伯
例祭日10月9日
氏子数104戸
宮 司古田全可

由 緒

急流の川として知られる天龍川、中でも素晴らしき景勝地の天龍峡より南に車で10分ほどの下條村睦沢に粒良脇(つぶらわき)地区があり、その中心の小高い山に鎮座しています。
粒良脇の里は北側に粒一北と粒一南の集落が、南側に粒二と粒三の集落があり、昔は北側の集落は分場の地に鎮まる白山神社を産土様として奉り、南側の集落は日影の地に鎮まる旭尊天伯社を産土様として奉ってきました。
大正6年に二社が合祀され二柱神社となる。それぞれの神社の由緒は不明であるが、白山社にあった石碑には宝歴5年(1755)の御寄進文字が刻まれており、それ以前の創建と考えられる。
祭典は歳旦祭、祈願祭、祈年祭、風鎮祭、例祭、新嘗祭と師走の大祓式であり、祈年祭と例祭には小学校高学年の子供さんによる浦安の舞の奉納がなされている。
御社殿、境内社等々氏子が維持管理をし、守り継がれております。