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白山七社 岩本神社(石川県)

鎮座地 | 石川県能美市岩本町ホ27番地 |
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主祭神 | 高皇産霊神 |
宮 司 | 中村克樹 |
氏子数 | 35戸 |
由 緒
岩根の宮とも称し、その昔白山比咩神社摂社であった。
岩根宮は白山比咩神社の白山七社(中宮、別宮、佐羅、金剣、下白山、三宮、岩根宮)に数えられ、鎌倉時代の文献『白山之記』には「岩根宮」として「宝殿・拝殿・講堂・鐘楼・水宮・小社・巨多 也、旦奥宮に白鳥と云て尼神也」とあるように広大な神域に大小多くの建造物があったと想像されます。
室町時代の文献『大永神書』には「岩根宮仁明天皇御宇嘉祥元年戌辰(848)月日、本地十一面御垂迹僧形高皇産霊尊」と記され、本尊には十一面観音像が祀られています。室町時代の文献『義経記』には「後鳥羽天皇 文治2年(1186)2月10日、源義経通夜す」とあり、義経一行が安宅関を越えた後、白山(本宮)を拝もうと来宮したが警戒が強いので岩根宮の十一面観音に詣でて、武運を祈願したとされています。
能美市指定文化財 史跡 昭和39年5月1日 指定