白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成23年10月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成23年10月の出来事)

【10月16日】抜穂祭斎行

午前11時より当社奉耕田にて抜穂祭が斎行されました。
田長の掛け声で、古式ゆかしい装束に身を包んだ早乙女(さおとめ)の小・中学生6名が、忌鎌を手に黄金色に実った稲穂を一束ずつ丁寧に刈り獲りました。

田長の掛け声とともに

田男(さおとこ)をつとめる氏子青年会・あしめる会の皆様により、刈り獲られた稲穂は調整され、ご神前に供えられました。なお11月の新嘗祭にお供えされます。また、伊勢の神宮に「懸税(かけちから)」としても奉納されました。

ご神前に供えられた稲穂

【10月23日・24日】豊年講秋季大祭斎行

手取川流域の農業関係者で組織される豊年講秋季大祭が盛大に斎行されました。
23日には手取川七ヶ用水の関係者、24日には宮竹用水を始め白山麓の関係者がそれぞれに参列し、宮司の祝詞奏上に続き23日は手取川七ヶ用水土地改良区理事長杉本達雄氏、24日には、宮竹用水土地改良区理事長善田晋作氏がつとめる豊年使により祭文が奏上され、大神様への感謝と共に益々のご加護を祈念致しました。
なお祭典では、舞女が稲束を手に「悠久の舞」を奉奏致しました。

「悠久の舞」奉奏