白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成25年5月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成25年5月の出来事)

【5月6日】例大祭斎行

5月6日、石川県神社庁庁長加藤治樹氏を献幣使としてお迎えし、また中村健一総代会長を始め、県内外から110余名のご参列を頂き、平成25年の例大祭が盛大に斎行されました。 例大祭は当社の祭典の中でも最大の重儀(重要な祭典)であり、古来4月の午の日と定められていたものを、明治の改暦に合わせて現在の5月6日と定めたものです。
御神前には御饌・神酒を始め、海の幸・山の幸の他、古例を受け継いだ特殊神饌「梅枝・口型餅・舌型餅・寄餅」がお供えされました。
祭典では宮司の祝詞奏上に続き献幣使の祭文の奏上、舞女4名による「浦安の舞」が奉奏され、宮司以下参列者の玉串拝礼では、大神様の御神徳に感謝の真心を捧げると共に、皇室の弥栄、国の隆昌と世界の共存共栄、参列者を始め氏子崇敬者の安寧をお祈りいたしました。

「浦安の舞」奉奏

【5月19日】御田植祭斎行

5月19日、奉耕田において御田植祭が斎行されました。
今年は12名の小中学生に早乙女としてご奉仕をしていただき、田長の大宮啓文氏のかけ声に併せて丁寧に苗を植えていきました。 この稲は秋の抜穂祭にて収穫され、当社の祭典に神饌としてお供えされる他、「懸税(かけちから)」として伊勢の神宮に奉納されます。

早乙女による御田植の儀

「イセヒカリ」について
御田植祭で植えられた苗は「イセヒカリ」という品種です。
平成元年に三重県を2度の台風が襲い、伊勢の神宮の御田で育てられていたコシヒカリの稲穂は全て倒れてしまいました。そんな中、2株だけ台風に耐え直立を保った稲がありました。それがコシヒカリとは異なる新しい品種であり、神宮に因んで「イセヒカリ」と名付けられ、以後神宮における神饌米として用いられるようになりました。
当社では平成13年に神宮よりイセヒカリの籾種を拝受し、育苗後、御田植祭の苗として使用しております。

【5月23日】第30回献茶祭斎行

5月23日、茶道裏千家家元坐忘斎千宗室宗匠をお迎えし、また裏千家淡交会関係者約300余名参列のもと盛大に献茶祭が斎行されました。
祭典では、宮司の祝詞奏上に続いて家元による献茶の儀が奉仕され、参列者は家元のお点前を真剣な面持ちで見つめていました。御神前には濃茶・薄茶がお供えされ、参列者は大神様の御神徳への感謝と茶道の益々の発展を祈願いたしました。

お家元による献茶の儀

祭典後は神社各施設に於いて茶席が設けられ、境内は終日賑わいました。
特に白山講記念会館に於いては文化功労者第10代大樋長左衛門氏による協賛席が設けられ、展観席にて茶道具の逸品が参加者の目を楽しませていました。

協賛席主 大樋長左衛門氏

【5月28日】加賀一ノ宮敬神婦人会5月総会 / 第59回 崇敬者のつどい 開催

5月28日に恒例の加賀一ノ宮敬神婦人会5月総会、並びに崇敬者のつどいが開催され、記念講演として三遊亭栄楽先生の落語会が開催されました。
敬神婦人会5月総会奉告祭、総会に引き続き行われた記念講演では敬神婦人会会員、月参り特別崇敬者、一般の聴講者併せて220余名のご参加を頂き、会場の参集殿は大いに賑わいました。

敬神婦人会会長に合わせて参拝

講師の三遊亭栄楽先生の軽妙な話術に会場は常に笑いに包まれた非常に和やかな講演会となりました。 引き続き崇敬者のつどい奉告祭が行われ、長年月参りを続けてこられた方々に感謝状と記念品が贈呈されました。
月参りを長くされている方の中には世代を跨いで続けてこられた方もおられ、白山さんへの篤い信仰の絆が代々受け継がれていく事を大変有難く、感謝申し上げる次第です。

記念講演会

【5月29日】水戸明神春祭り斎行

当社旧鎮座地の安久涛の森(古宮公園)に鎮座いたします「水戸明神」の春祭りが5月29日に斎行され、手取川七ヶ用水土地改良区をはじめ130名の関係者が参列されました。
現在この地は七ヶ用水の取水口が通っており、加賀平野を潤す用水路の起点となっております。
参列者は水の大神様への感謝と豊かな実りの秋が迎えられるよう祈りを捧げました。

神楽「鈴扇の舞」奉奏