白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成31年3月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成31年3月の出来事)

【3月3日】豊年講春季大祭斎行

3月3日、豊年使として手取川七ヶ用水土地改良区理事長本屋彌壽夫氏のご参向を賜り、また手取川七ヶ用水・手取川宮竹用水両土地改良区の役員をはじめ、各農協関係者や豊年講世話人約220名のご参列を頂き、豊年講春季大祭が斎行されました。
霊峰白山は、多様な動植物を育む貴重な自然環境があり、また清く豊かな水の源でもあります。 手取川、庄川、九頭龍川、長良川などは白山山系を源流とし、多くの人々の暮らしを支えています。
祭典では、宮司の祝詞奏上、豊年使の祭文の奏上に続いて舞女による「浦安の舞」が奉奏され、大神様への水の恵みと五穀豊穣を祈念しました。

「浦安の舞」奉奏

【3月9日】白山比咩神社氏子青年会 創立40周年記念式典

3月9日、定期総会に併せて創立40周年記念の正式参拝を行いました。
その後、グランドホテル白山に移動し、記念式典並びに懇親会を催しました。
平成31年度の会員は26名となり、年々新入会員が減少するという現状ではありますが、多岐に亘る大注連縄奉製の一連の準備や御田植祭・抜穂祭の奉仕、虫送り、白山登拝などの行事を通して会員一丸となり盛り上げていくことを誓い合いました。

拝殿で記念写真

【3月21日】鎮火祭斎行

3月21日春分の日、防火防災を祈願する鎮火祭として消防署関係者をはじめ氏子自警団参列のもと斎行されました。
鎮火祭とは、古くは神祇官の祭祀の1つとして、6月・12月の晦日の晩、宮城(皇居)の四方の外角で行われていました。
祭典では大祓詞奏上の間、護摩木が焚かれ、古式に則り「水・砂・芹」によって鎮火の儀が奉仕されました。

鎮火の儀

【3月25日〜28日】50年の節目を迎えた浪速神楽講習会

3月25日から28日の4日に亘り浪速神楽講習会を開催しました。
昭和45年より大阪の津守神社宮司今江隆道先生を講師としてお招きし、本年は50年の節目を迎えました。
講習会には神職・舞女が受講、神職は龍笛、新採の舞女は神楽舞の基本から、また先輩たちは神楽舞・太鼓の手直しの指導を受け、最終日の奉告祭・成果発表会では、立派な舞をご神前に奉納しました。

講習会の様子