白山比咩神社の「豊年講寄稿「豊作を祈願して」」を掲載しています。

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豊年講寄稿

(平成30年3月)

「豊作を祈願して」

石川県農業協同組合中央会 会長  西沢 耕一

西沢 耕一 今冬は数年ぶりに北陸らしい厳しい冬となりましたが、ようやく水温む春を迎えようとしており、米作りを営むものとして、心踊る季節を迎えました。
数千年継続している「瑞穂の国」日本の米作りが今年もいよいよ始まります。ここ石川県加賀平野は、うまい米、良質米生産の適地として、県内はもとより、全国にもその名を馳せてきました。新幹線で観光客の増えた金沢においても、石川の食べもの、海産物はもちろん、米や野菜など「おいしいね」という言葉をよく耳にします。農業を営むものにとってその一言がとても励みになるものです。
その米を中心とする農業が大きな変革期を迎えております。これまで地域農業を支えてきた昭和一桁世代が本格的にリタイア、代替わりが進行し、また少子高齢化による需要減少もあり、農産物価格が低迷し、担い手が減少しております。

春の白山

このような状況の中、全国JAグールプが一丸となって「農業者の所得増大」を一番の課題として「創造的自己改革」を実行し、日本農業の構造改革に立ち向かっています。
食を支える農業、その農業を地域に応じた形で振興し、地域が活性化することがJAグループの願いであり、全国JAグループの取組みでもあります。
今冬の積雪は多く、「霊峰白山」は深々と雪化粧をしており、今年も台風などの自然災害の盾となり、この加賀平野に自然の恵みが享受できることを願っております。
白山比盗_社の大神様のご加護に感謝し、迎える秋の五穀豊穣を祈願し、豊年講春季大祭が、厳かに斎行されることを心からお祈りします。

稲の刈取り風景