白山比咩神社の「コラム[column]知っていますか?:お米のこと」を掲載しています。

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コラム[column]知っていますか?:お米のこと

(令和元年11月)

お米は日本人にとって大切な食べ物です。
お米がとれる植物は稲で、精米すると「こめ」、それを炊くと「めし」または「ごはん」と呼びます。
「めし」は、もともとは「召す」の尊敬の動詞で、「召し上がる」「召し給う」という敬語からきています。
「神様の召し上がりもの」「神が召し給う」の意味で、古くから、お米は神様が食べるもので、人は神の「おさがり」をいただき、神様と同じものを食べることによって御加護を受けたいという思いが込められています。
食事の前の「いただきます」は、自然の恵みや作ってくれた人への感謝の気持ちを表しています。
私達の先祖は自然の営みの暮らしの中で培ったひとつひとつの言葉を大切にしながらお米の大切さや、有難さを感じていたわけであります。
感謝の心で新米の温かくふっくらした「ごはん」を美味しく頂きましょう。