白山比咩神社の「【持続可能な開発目標】SDGsの目標15 陸の豊かさを考える」を掲載しています。

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【持続可能な開発目標】SDGsの目標15 陸の豊かさを考える

(令和3年7月)


持続可能な開発目標

日本は国土のおよそ7割が森林で、世界でも緑が豊かな国であります。
古来から日本人は森羅万象すべての物に神が宿るという精神があります。そして神様から頂いた自然の恵みを生かして、先人は木で建物や道具をつくり、木に親しむ暮らしを大切にしてきました。
当社の境内には、杉やケヤキといった大きな樹木が生い茂り、雪解けと共に春を迎えると大小の枝等が折れて落ちています。このような状態でも境内にあるもの全て神様のものであります。
その大切な樹木の資源を有効活用するために、「樹木粉砕機」を新たに購入することになりました。
基本的には、枝などを木材チップに青竹はパウダーに粉砕し、自然にかえし、境内の景観を守る目的であります。
樹木は一切捨てるところがありません。
神社でも建物に使っていた木材等は、記念品として崇敬者にお渡しをしたり、様々な形に変化しています。
ある企業では、樹木を適切に管理するために、育てて、伐って、使う「森林の循環」をつくり、元気な森林を育て続けているそうです。
私達も豊かな自然を残すために何が出来るかを考え行動に移していきたいものです。
(白山比咩神社も「石川の森づくり」に協賛しています)

令和3年5月20日 白山市鳥越地区の広瀬町での土砂崩れ