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気をつけよう「急性高山病」
(令和5年7月)
中高年を中心に根強い人気の登山ですが、日常生活を取り戻しつつある今夏は久しぶりに登山をする人が増加すると予測され、それに伴い特に高山病に気をつけなければならないと専門家が警鐘を鳴らしています。
急性高山病は急に標高の高い場所に行き、酸素が不足することで起きます。頭痛に加えて、吐き気や嘔吐などの消化器症状、疲労感・脱力感、めまい・ふらつき、睡眠障害といった症状のうち、少なくとも一つあれば急性高山病と診断されます。
また、高山病には下山すれば自然に治る軽症から、早急に治療を必要とする高地肺水腫など放置すると命に関わるケースもあり、「たかが高山病」と軽く考えてはいけません。
そして、このようなリスクを回避するために、休憩を挟みながらゆっくり登ることや、また水分補給は、水やお茶よりもスポーツドリンクを小まめに飲むことも大事なことであります。
自然の中に身を置き、心身を豊かにしてくれる登山は素晴らしい経験です。急性高山病に対する正しい知識を持ち、しっかり体調管理をして、楽しみましょう。