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白山神社(千葉県)
鎮座地 | 千葉県南房総市上滝田 |
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御祭神 | 白山姫命 少彦名命 伊弉諾尊 |
主要建物 | 本殿・拝殿・社務所 |
境内地 | 850坪(山林含む) |
例祭日 | 10月第2月曜祝日 |
氏子数 | 100戸 |
宮 司 | 佐久間 嘉子 |
由 緒
県道88号館山線のバス停「白山神社前」に大鳥居があり、所在は確認し易い。房総丘陵の山あいであり、純農村地帯である。約150メートルほどの緩慢な上り坂を進むと神社下に至る。
25段の石段を登ると第一の境内地であり、朱塗りの鳥居と一対の灯籠、社務所等がある。右手に「奉軍盡国碑」があり、西南戦役より今次大戦まで区内の戦没者、兵役者の氏名が刻まれている。更に22段の石段を登ると第2の境内地となり、右手に小さな手水舎、正面に社殿がある。
創立は天応2年(1320)と伝えられ、享保7年(1722)に社頭が完成し、天保6年(1835)に拝殿が建立された。
遠国加賀白山総社の末社が如何なる経過を経て当地に祀られたかは不明である。境内には「金比羅神社」「古峯神社」等の石碑が祀られている。又、手水舎には、房総の名工「武田石翁」作と伝えられる「雨乞い蛙の石彫」が安置されている。
地域の人々は「白山さま」と敬い、「五穀豊穣」と「地区平穏」そして「家内安全」を祈願する鎮守の神様として、厚く信仰しております。