白山社めぐり(89)「白山神社(岐阜県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山神社(岐阜県)

社頭
鎮座地岐阜県土岐市泉中窯町
御祭神菊理比咩命 伊弉諾命 伊弉冉命
例祭日10月15日又は直前の日曜日
氏子数1,800戸
宮 司水野荘治

由 緒

白山神社の創建は不詳であるが、5代将軍綱吉の時代、貞享3年(1687)再建という棟札が残っている。伝承によると、永禄元年(1558)甲州武田軍の侵攻によって焼失した高田明神が当神社の前身ではないかと言われている。
徳川時代には、境内に「玉林山龍泉寺」という神宮寺もあり、東西二百米、南北三百米の近隣近在に比類のない神社であったという。現在も、百数十米ある参道にその面影を残している。
現在の白山神社社殿は、昭和5年に改築されたものであるが、昭和40年頃、それまで大富区内に奉祀されていた稲荷神社、日御子神社などが境内に合祀され、地域の人々には「はくさんさま」と親しまれ、特に縁結び、諸願成就の神社として崇敬されている。