白山社めぐり(100)「白山宮(愛知県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山宮(愛知県)

白山宮(愛知県)
鎮座地愛知県日進市本郷町宮下519
御祭神 菊理姫命(くくりひめ) 伊弉冉尊(いざなみ)
大巳貴命(おおなむじ) 大山祗神(おおやまつみ)
木花開耶姫命(このはなさくやひめ) 稻田姫命(いなだひめ)
末 社猿投社・神明社・稲荷社・秋葉社・香良洲社・恵比須社・
山神社(三社)・御嶽社・秋葉神社・足王社
例祭日10月10日
宮 司加藤知史

由 緒

創立年代は不詳であるが、境内に古墳があることから古い年代に求めることができ、近郷無双の古社である。
大永3年(1523)本郷城主、丹羽若狭守氏清(天文7年岩崎へ移城)が始めて祭祀を奉修し、以来、湯立、笹踊り、棒の手、馬の塔(献馬)の神事が氏子によって伝承され、「白山の馬まつり」として人々に親しまれ、普(あまね)く有名になった。
四季近郷集を著わした社家小塚甚太夫知隆が天保12年末社猿投社を勧請建立してから、近郷15ヶ村参加の警固祭が始まり、三州猿投神社の大祭に対比して小猿投社と呼ばれ、盛況を極めたが、現今は中絶している。
昭和42年より昭和の大造営に着工以来、参集殿建設、境内地整備、平成の本殿大造営、境内バリヤフリー事業、新参道・参拝者駐車場整備等をすすめ御社頭の面目を一新し現在に至っている。
年間の参拝者数は数十万人を迎え、社地は約一万坪を有し、広大無辺なご神徳はいやちこなるを拝します。