白山社めぐり(112)「白山神社(奈良県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山神社(奈良県)

白山神社(奈良県)
鎮座地奈良県奈良市横田町115
御祭神菊理比咩命
例祭日体育の日・前日(日曜日)
氏子数26世帯
宮 司貫定毅巳

由 緒

白山神社は、奈良市街から8キロメートルの東部山間の標高400メートルの緑豊かな地域に位置し、近くには昭和54年に発見された太安万侶(おおのやすまろ)の墓が茶畑の中にあります。
神社の由緒は定かではありませんが、口碑によれば境内には大日寺があって、本社と同寺は~宮寺の関係と言われています。
現在は社務所内に大日如来坐像他2体が安置されています。
境内には石灯籠が7基あり、寛延元年(1748)の銘もあり、かなり古くから、この地に鎮座されていたものと思われます。
年間の祭祀は、毎月1日が月次祭、10月の秋祭り、11月に新嘗祭を執り行います。
7月末に氏子全員で境内の雑木、草刈をして頂いています。月次祭は町の六人衆(高齢の人から6名)に祭祀の準備、境内清掃などをして頂き、大変お世話になっています。