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白山神社(高知県)
鎮座地 | 高知県土佐清水市足摺岬1、351番 |
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御祭神 | 伊弉諾尊 伊弉冉尊 |
例祭日 | 旧9月15日 |
氏子数 | 300戸 |
宮 司 | 北代 明 |
由 緒
当社は、弘仁12年(822)弘法大師が、四国三十八番札所の金剛福寺を開基した際、加賀白山より勧請しこの地の鎮護の社として奉られ白山権現と称しました。
土佐国守山内家代々の崇敬が深く、特に人民および牛馬安全の御守札を国内一円に配布するよう国命を蒙りました。
昭和30年頃まではこの御守札を拝受する者が多くありましたが、農機具の発展に伴い使役牛馬が激減し、この風習は廃れました。
現在では、地域の産土神として、春夏秋の3度の祭祀と御幸行祭で賑わっています。
なお当社は、四国の南端、黒潮が押し寄せる太平洋に突出した足摺宇和海国立公園の、亜熱帯植物が茂生する断崖絶壁上に鎮座しております。
波の浸食作用でできた海蝕洞門は、白山洞門と称され、昭和28年に高知県の天然記念物に指定されました。