白山社めぐり(128)「佐久良太神社(岐阜県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

佐久良太神社(岐阜県)

御社殿
鎮座地岐阜県加茂郡白川町黒川
御祭神菊理比咩命
例祭日4月第3日曜日
氏子数720戸
宮 司中山久司

由 緒

植樹祭 佐久良太神社は岐阜県東濃地区に当たり、恵那駅より北へ車で40分、白川町黒川の中央の北、お山様と云われる山頂(標高97メートル)に奥本社があり、遠く白山・御嶽山を見霽(みはる)かし、南に4キロ下った麓に里宮(遙拝所)があります。神亀元年(724)泰澄法師により勧請され、白山神社(権現)と称されましたが、明治5年佐久良太神社と社名が改められました。
旧社格は郷社であり黒川全域を氏子地域とし、4地区による輪番制でお社を守っています。地区毎に毎年趣向を凝らした手造り山車、花笠踊り、神輿、花車等も楽しみで、祭囃しも賑久しく、神人和楽、里山に桜と共に春祭がやってきます。
また、昨年の神宮式年遷宮の記念行事として、本宮白山比咩神社に自生する杉の幼木を賜り、当神社の御神木として迎え、この度植樹祭を斎行し、白山様との絆、氏神様と氏子の絆を深め、敬神崇祖の悠久の平安を祈りつつ御神木を拝み奉る思いであります。