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越中白山宮 (富山県)
鎮座地 | 富山県南砺市上梨645 |
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御祭神 | 白山菊理媛命、諏訪大明神、八幡大神 |
祭礼日 | 春祭 4月26日 秋祭 9月25・26日 |
氏子数 | 29戸 |
宮 司 | 利波 肇 |
由 緒
元正天皇の御宇養老年間(717〜723)泰澄大師により、人形山山頂に勧請され、その後、天治2年(1125)3月、村の市郎右エ門の夢枕に神託を受け、現在の上梨白山宮の地に移り、鎮座しました。
本殿は、文亀2年(1502)に建てられ、様式は一間社流造、県下最古の建造物として、昭和33年5月、国の重要文化財に指定されました。また正面中央の「蟇股」は一木を刻んだ室町時代中期の優れた作品であります。
当地方は山深く、長く平野部と隔絶された秘境であるため、山岳信仰、神仏習合の遺風が温存されました。
神楽舞やこきりこ唄などの古謡も伝承され、今も春秋の二大祭に神前で奉納されています。