杉や欅の古木に覆われた約250mの表参道の先にある境内を中心に、白山比咩神社創祀の地や古宮跡を紹介します。

境内のご案内

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本宮と奥宮

養老元年(717)、初めて白山に登拝した僧泰澄は、翌年山頂に奥宮を建立しました。泰澄の登拝以来、白山信仰は急速に全国へと広まり、各地に白山登拝の拠点となる馬場(ばんば)が設けられました。その中で、加賀(石川県)馬場として栄えたのが、白山比咩神社を中心とした白山七社でした。
白山比咩神社の本宮は、県内一の大河「手取川」と奥獅子吼山(928m)に挟まれた平坦地にたたずみます。47000m²もの広大な境内には、天に向ってそびえる古木に抱かれるように社殿が並び、御力(みちから)に満ちた神域にふさわしい厳かな雰囲気が漂います。