社頭あれこれ(平成28年10月の出来事)
【10月23日・24日】豊年講秋季大祭斎行
手取川流域の農業関係者で組織される豊年講の秋季大祭が10月23日・24日の両日斎行されました。
ご神前には各地で収穫された初穂米が山のように供えられ、白山の神様へ感謝の誠が捧げられました。
祭典では宮司の祝詞奏上に続いて、23日は手取川七ヶ用水土地改良区理事長本屋彌壽夫氏、24日は宮竹用水土地改良区理事長善田晋作氏がそれぞれ豊年使として祭文を奏上し、大神様への感謝と益々のご加護を祈念致しました。
【10月23日】手取川説明板奉納
手10月23日に、手取川七ケ用水土地改良区理事長本屋彌壽夫氏、宮竹用水土地改良区理事長善田晋作氏より以前より使用しておりました「手取川説明板」が経年により損傷がみられましたので、この度新しく奉納頂きました。
この看板は、神門付近から西の方角に向くと、手取川を望むことが出来、境内では、唯一手取川を望める場所に設置しています。
霊峰白山から流れる雪解け水が手取川を流れ、加賀平野を潤しています。
この手取川は、石川県随一の大水力発電を起こし、また県下8市4町へ飲料水として供給しています。
さらに、その豊富な水は、農業用水として七ケ用水・宮竹用水の水脈を潤し、8千ヘクタールの田畑を灌漑し、5万トンの加賀米を生産しています。この地域の農業用水を管理している両土地改良区は白山の恩恵に感謝する心のこもった説明板を奉納戴いたのであります。