白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(令和4年7月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(令和4年7月の出来事)

【7月3日】花への感謝「開花祭(花まつり)」斎行

7月3日、JA全農いしかわ米穀兼園芸課課長清水利男氏を献幣使としてお迎えし、(株)金沢花市場地方卸売市場関係諸団体約20名が参列のもと開花祭が斎行されました。
花卉(かき)業界のお花に携わる方々の「花」に感謝し、つくる喜び、売る喜び、飾る喜びを「花開くみまつり」として表し、大神様に神恩奉賽の誠を捧げました。
御神前には、胡蝶蘭や美しいフラワーアレンジメントが奉納され、拝殿内は花の香りに包まれました。
祭典後よりご祈祷された方々に、奉納されたお花や鉢などをお渡ししました。
お花は心の栄養であり、潤いのある花に囲まれることで、心豊かに過ごすことも出来、このコロナ禍で必要なことでもあります。

御神前に供えられた多くのお花

【7月7日】星に願いを「七夕」行事

毎年当社では、7月7日の七夕の節句にあわせて境内に七夕飾りを設置しています。
今年は新暦7月1日から7日と、新暦7月29日から8月4日(旧暦7月7日)の期間にて実施しました。
また今回は、石川県神道青年会の次世代教化事業「七夕に願いを」とも連携し、能登・金沢・加賀の県内7社の境内にも笹竹を設置し、一斉に行われました。
笹竹には、吹き流しや提灯などの飾りが付けられ、色鮮やかな短冊には、「家族が幸せにいられますように」「ウクライナに平和を」など沢山の願いごとが吊されました。
子供から大人まで親しみのある七夕の節句を通して、自然を大切にする心、家族の絆を大切にする心を育み、昔から続く日本の行事を大切にしていただければと思います。

七夕飾り

【7月17日】JA白山青壮年部 コロナ終息願い「比咩の米」奉納

JA白山青壮年部は、平成29年より白山コシヒカリ「比咩(ひめ)の米(無洗米)」を白山奥宮まで担いで届けるという地域貢献活動の事業として毎年行っていましたが、本年もコロナ禍で中止となりました。
そこで昨年同様、事業継続の為にJA白山本店から神社までの道程約6キロを会員21名が5キロの米袋を20袋担いで、7月17日に奉納しました。
後日、奉納された「比咩の米」は、白山室堂センターに届けられ、登山者に提供されました。

比咩の米奉納