白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(令和6年9月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(令和6年9月の出来事)

【9月17日】中秋の祈り開催

9月17日は、旧暦の8月15日「十五夜」にあたり、当社の境内において「中秋の祈り」が開催されました。
今年は、能登半島地震被災地の復旧・復興と世界平和を願い、大幕に「絆」、「援」の文字を書き、希望を表した黄色と、輪島塗を表した赤色の光でライトアップをし、境内を彩りました。

第一部として、焱太鼓のメンバーの地下朱美さん、浅野響葉さんによる桶胴太鼓をメインに据え、「三国」「いなせ」の2曲の演奏をして頂きました。
桶胴太鼓は、以前氏子三宮町で使用していたとされる「虫送り太鼓」を此度修復し、神社に奉納された太鼓です。
次に、和太鼓サスケの演奏が行われ、白山の空で満月が美しく輝く情景を表現した「山月」をはじめ四曲が力強く軽快なリズムで打ち鳴らされ、来場者を魅了しました。

桶胴太鼓の演奏

第二部は、能登半島地震被災地の復旧・復興と世界の平和を願い、「おりん」の合図とともに黙祷を行い。その後、舞女による「浦安の舞」二人舞が奉納されました。
第三部は、水の流れをイメージしたイルミネーションで照らされた禊場の水上特設ステージにて、神職が朝日舞を奉納しました。

禊場にて朝日舞奉納

また境内では、裏千家淡交会高來宗吾社中のご奉仕により「観月茶会」が催され、満月の夜空の下で、香りの良い抹茶と月見団子を頂き、秋の風情を楽しみました。

【9月21日】加賀一ノ宮敬神婦人会 9月総会開催

9月21日、加賀一宮敬神婦人会では、神谷ますみ会長以下会員24名参加のもと、午後1時に9月総会奉告祭を斎行、引き続き遊神の間で総会と講演会が開催されました。
講演では、金沢学院大学名誉教授、東四柳史明先生による「大相撲と郷土出身力士」と題して講演を頂きました。

東四柳先生による講演

講演では、大相撲の歴史と、郷土出身力士をはじめ、これまでに活躍した関取が紹介され、この度大関に昇進した大の里関(津幡町出身)の今後の活躍に期待すべく、大相撲について、分かりやすくお話頂きました。