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コラム
石川竹田研究会の講座に参加して
権祢宜 田中 天善
当社の恒例行事である「崇敬者のつどい」「加賀一ノ宮敬神婦人会」の講演会に、作家であり慶應義塾大学講師の竹田恒泰氏(旧皇族・竹田家、明治天皇の玄孫)をお招きする予定であります。
そこでまず自分が勉強しなくてはと思い、2月8日に石川竹田研究会の講座に参加させて頂きました。
竹田研究会は、我が国の伝統文化と真実の日本の在り方を学び、日本人であることの誇りと自信を取り戻すために「日本を学ぶ」場として講座を開いたのが始まりです。
現在全国12カ所で約4,000人の会員が登録され、定期的に講座を開催されています。
今回の講座では、まず2月11日の「建国記念の日」に触れ、日本の建国を祝う日でありながら、政府主催の式典やお祝い事が何も催されていないこと、また現代の日本人は日本を建国した初代、神武天皇を知らない日本人が多くいることに危惧されていらっしゃいました。
また、神武天皇建国以来、2672年という世界に誇るべき長い歴史があり、その歴史の中で歴代天皇はずっと国民の為に祈りを捧げてこられたことを述べ、「天皇は国民を大切にし、国民は天皇を大切にする、そんな愛情で結ばれた天皇と国民の深い絆は太古から今日までどんなことがあろうとも決して変わらない」それこそが日本人の建国の精神「調和・和の精神」であると強く語られました。
次に、「古事記」の出雲の国譲りを朗読し、先生は神話の情景を描けるように丁寧に説明され、「古事記」の面白さに引き込まれました。
また、今年は「古事記」編纂1300年にちなみ「古事記1300年プロジェクト」を立ち上げ、全国のホテルに「古事記現代語訳」を配布する運動を展開しています。
ぜひ皆さんも「古事記」を読んでみてはいかがでしょうか。
- 「竹田研究会」のホームページ(外部リンク)