白山比咩神社の「神道コラム「端午の節句 〜男の子の成長を願い、鯉のぼりと五月人形を飾る〜」」を掲載しています。

トピックス

トピックス

トピックスの詳細

神道コラム「端午の節句」

(平成27年5月)

〜男の子の成長を願い、鯉のぼりと五月人形を飾る〜

 5月5日の端午の節句は、男の子の厄除けと健康をお祝いする日として知られています。
端午とは、月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で、「午(ご)」と「五」の音が同じで、5日を指すようになりました。
かつては女性が、菖蒲(しょうぶ)やよもぎの葉で葺いた小屋で身を清め、厄を祓う風習でした。
男の子の行事になったのは、武家社会になり、世継ぎの男子の無事な成長を祝うようになってからのことです。
「菖蒲」が「尚武(しょうぶ)」に繋がるとして鎧兜を飾るようになりました。