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東日本大震災植樹行事「森の長城プロジェクト」に参加して
(平成28年5月)
平成28年3月27日の当日、仙台駅より、会場行き専用バスにて福島県南相馬市の会場へ向かいました。
会場には多くの人が集まっており、参加者は小さな子どもから年配の方まで約1000人以上参加されていました。
まず全員で黙祷を捧げた後、開会式が始まりました。
まず南相馬市市長の挨拶、来賓紹介、ゲストのルー大柴氏、くまもんの紹介等があり、その後、ブロックごとに移動し、植樹作業が開始となりました。
植樹方法は、多様な種類の苗木を密植、混植することによって、木をお互いに競争させ、森を作っていく方法で、淘汰されてしまう種類もあるが、その分強い木が生き残り、豊かな森が作られるといいます。
苗を植えた後、地面にワラを敷き詰め、さらにワラが飛ばないように縄を張ります。ワラには雑草防除、保湿等の効果があり、ワラ、縄は最終的には肥料になるそうです。
この植樹によって出来る森で、津波のエネルギーを低減させ、また、引き波で家や車などが沖に流されてしまうのを食い止める等の効果が期待されるとのことであります。
また、この森は三年ほど経てば、自然の力で育っていくのであります。
震災を忘れる事なく、災害対策、防災意識を高めていき、この事業を継続的に行って行く事が大切だと改めて感じました。
次回は本年5月28日(土)千年希望の丘(岩沼市)で開催されます。
(権祢宜 安本陽一 記)