白山比咩神社の「石川県神社庁石川支部 神宮大麻・暦頒布始祭斎行並びに設立70周年記念式典開催」を掲載しています。

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石川県神社庁石川支部 神宮大麻・暦頒布始祭斎行並びに設立70周年記念式典開催

(平成30年1月)

10月30日午後1時半より参集殿にて、石川県神社庁石川支部(白山市・野々市市)の支部神職・総代約140名が参列のもと斎行されました。
祭典は、祝詞奏上ののち神楽「四方拝の舞」の奉奏、石川県神社庁石川支部長藤基辰正氏・石川神社総代協議会副会長大竹成和氏らが玉串を捧げ拝礼し、続いてご神前の神宮大麻・暦が斎主より支部長に授けられました。
祭典終了後、遊神殿「遊神の間」に会場を移し、石川県危機管理監室危機対策課専門員高橋優太氏による記念講演「白山の火山防災対策」と題して、活火山白山の歴史や噴火時にすべき対応・行動、登山届提出などについてお話を頂きました。
講演会終了後、石川県神社総代協議会総会・石川県神社庁石川支部設立70周年記念式典が開催されました。
式典では、藤基支部長の挨拶、そののち歴代支部長4名に対し70周年記念功労者表彰を授与致しました。
また、長年に亘り氏子神社の運営に尽力された13名に石川支部長表彰、2名には総代協議会長表彰をそれぞれに授与致しました。

記念式典 藤基支部長挨拶

神宮大麻頒布について

神宮大麻(じんぐうたいま)の「大麻(たいま)」とは、本来「おおぬさ」と読み、「ぬさ」とは、神さまへの捧げ物、お祓いの際に用いられる木綿(ゆう)、麻などを指します。
その「大麻(おおぬさ)」によってお祓いした御神札を「大麻(たいま)」と呼ぶようになったと言われています。
古くは伊勢の御師(おし)によって御神札として配布されてきましたが、明治天皇の「朝夕に皇大御神(すめおおみかみ)を慎み敬い拝むための大御璽(おおみしるし)として神宮大麻を国民全戸に漏れおつることなく奉斎せしめよ」との思おぼしめし召により、国民が朝夕皇大神宮を敬拝するために神宮から全国各地にお頒ちすることになりました。
昭和21年に神宮を本宗と仰ぐ「神社本庁」が設立され、神社本庁は「神宮司庁」から「神宮大麻・暦」の頒布を委託され、全国約8万の神社の神職・総代等によって、頒布されるようになりました。

神宮大麻・暦頒布始祭