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コラム[column]〜端午の節句と菖蒲〜
(令和3年5月)
昨年当社では、旧暦の5月5日の令和2年6月25日に邪気を払うとされる菖蒲の葉を社殿の柱に飾り、新型コロナウイルス感染症の終息を願いました。
端午とは、五節句の一つで、「月の端(はじめ)の午(うま)の日」という意味であります。
今年の新暦5月5日は立夏で夏が始まります。ちなみに旧暦でいう5月5日は令和3年6月14日となります。
季節の変わり目で、厳しい夏を乗り越える準備時期として、「端午の日」に病気や災厄を避けるために神様に祈り、災渦厄難を避けるための行事が行われたものと伝えられています。
菖蒲は、薬草でもあり、邪気を避け、悪魔を祓うという古来からの信仰がありました。菖蒲の根茎が生薬とされ「白菖」「菖蒲根」と呼ばれました。
今年も疫病退散を願う菖蒲を社殿に飾ります。皆様も、菖蒲湯に入り、体調が崩しやすい厳しい夏を元気に乗り切って頂きたいと思います。