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【持続可能な開発目標】SDGsの目標14 海の豊かさを守ろう
(令和4年5月)
SDGsの目標14
私たちが住む町の地形は、長い年月を重ねた自然のメカニズムによって生み出されています。
海から蒸発した水分が雲をつくり、雨や雪を降らせ、雨水や雪解け水が大地を削り、川ができます。
そして、川が水を海に戻す過程で生み出された平地が、人間の生活の場となり、文化が生まれてきました。
今、世界の魚の資源は危険な状況にあります。世界の人口が増えると共に、魚の獲り過ぎが原因の一つであります。最もの原因は魚たちが暮らす海の環境が悪化していることが大きな問題であります。
私たちが使っているペットボトルやビニール袋などの800万トンが、海に流れ出ていると言われており、魚たちは海中に漂うプラスチックゴミをエサと間違えて口にして死んでしまうことが増えているそうです。
当社では、豊かな海の自然を守るべく6月の第1土曜日に1000年以上の歴史ある海上安全・大漁満足を願う「御贄(みにえ)講大祭」を斎行しています。
白山の神様は、古来より漁業を生業(なりわい)とする方々からも航海中に白山を目印(山だめ)としたことから漁業の神様として崇められてきました。
また漁をするものにとって川から海に注がれる水の栄養素、つまりは山の恵みが重要であることも知っていたのではないでしょうか。
私たち人間は、これまで、海から沢山の恵みを受け取って生きてきました。これからも海と共に生きていくために、海の環境や生態系を守るための取り組みがより一層求められています。