
- トップページ
- 令和5年のトピックス
- 【持続可能な開発目標】SDGsの目標4 質の高い教育をみんなに
トピックス
トピックスの詳細
【持続可能な開発目標】SDGsの目標4 質の高い教育をみんなに
SDGsの目標4
「教育」というのは、全ての子供達や若者あるいは大人まで教育を受ける権利を持っていますが、世界中を見渡すと受けたくても受けられない子供達が沢山いることも事実であります。
そこで注目したいのは「ユネスコ世界ジオパーク」です。すべての年代の地域住民や訪問観光客に対して積極的に教育を行い、ジオパークは野外教室であるとともに、持続可能な開発への支援や文化多様性の価値を認め、平和を推進するプログラムであるとしています。
そしてこの度、白山市が熱意を注いだ「白山手取川ジオパーク(日本ジオパーク)」が、令和5年5月開催予定のユネスコ執行委員会において「ユネスコ世界ジオパーク」に正式に認定される運びとなりました。
この認定によってこの白山地域に貴重な地形・地質があること、質の高い教育拠点があることが世界に認められることになります。
白山市内の小中学校では、手取川や綿ヶ滝、七ヶ用水などを巡るジオパーク遠足・学習に取り組んだり、児童生徒が地域の課題を見つけ、解決策を考えてまとめる学習に取り組む学校もあるそうです。
ここで重要な事は、その中心にあるのは「水」です。
白山に降った雪が溶け、水となって、手取川に流れます。そして平野を潤し、日本海へと下る、この一連の流れによって全ての命ある物が生かされ、山・川・海などの自然が形成されています。
白山の大自然から戴く恵みが人々の営みを支え、自然と人とが調和する社会を創り出すこの白山手取川エリアから自然の素晴らしさを感じてとってほしいと思います。
そして、教育の場としての地域の環境を理解・周知することも大切です。
