白山比咩神社の「コラム[column]安全な登山を」を掲載しています。

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コラム[column]安全な登山を

(令和5年5月)

近年の異常気象や天候不順によって山や自然の中では、日常生活では想定できない様々な危険に満ちています。
登山の前に天気予報などの自然現象や地形の難しさの情報を知っていれば避けられる危険もあります。
予め危険を予想し、それを避ける判断が安全につながることを認識することが大事であります。 登山中の9つの危険として、@道迷い、A転倒・転落・滑落、B熱中症・脱水症、C落石・火山噴火、D落雷、E鉄砲水・増水、F危険な野生生物(スズメバチ等)、G雪崩・崩落、H低体温症・凍傷などが挙げられます。

そしてこの危険から自分の身を守るために▼▼▼4つの登山前の点検▼▼▼を行いましょう。

@身体のコンディション
体調不良は事故の元です。健康で体力があれば登れますが、足の筋力が不足しいると歩けなくなります。山での歩くスピードは平地の半分くらいで、歩幅は狭くリズムよく歩くことを心がけましょう。

A計画立案
単独登山を避け、この山道がどんな傾斜で、歩いて何時間くらいかかるかなど予測してコースを決めましょう。(観光新道は途中から険しい道となりますので要注意)

B装備のチェック
山の天気は変わりやすいものです。レインウェアは、たとえ天気予報が晴れであっても必ず持っていきましょう。

C登山計画の共有
(必ず登山届等を提出しましょう)
自然相手の登山は綿密な下調べが必要となります。登山計画があると非常事態の予防・回避に役立ち、共有することで安心・安全性がより高まります。