白山比咩神社の「令和6年 白山夏山閉山」を掲載しています。

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令和6年 白山夏山閉山

(令和6年9月)

今年の白山夏山シーズンは、8月31日をもって閉山致しました。7月1日に開山してから多くの登拝者が訪れ、白山の大自然を満喫しました。
開山からしばらくは、悪天候が続き、7月中に頂上で御来光を拝めたのは残念ながら数回だけでしたが、8月からは梅雨も明け、御来光を拝める日が増えました。7月18日には、奥宮祈祷殿において、白山奥宮大祭が斎行され、白山の御安泰並びに室堂関係者、登拝者らの安全を祈願致しました。

奥宮大祭当日の御来光(7月18日)

また、奥宮大祭当日の早朝には、今シーズン始まって一番の御来光を拝することができ、1300年以上前に僧泰澄が開山されてからの悠久の歴史を神々しい光とともに感じることができました。

白山奥宮大祭 御来光を拝し、万歳三唱をする登拝者

昨年、世界ジオパークに認定され、白山の名前が世界に広まったこともあり、海外からの登山客が見られました。
世界中の方がこの白山に関心をもち、登山をしていただくことは、大変喜ばしいことですが、白山の大自然、奇麗な登山道を維持していく為に、より一層の注意喚起を発信していくことが重要となります。

白山山頂での日供祭 白山奥宮と別山

これから白山は秋山シーズンが始まります。防寒など、装備を充分にして秋の紅葉をお楽しみください。


聖地(清浄白山)を汚さないで

  • 登山道をはずれない
  • お花畑に入らない(高山植物を踏みつけない、採らない)
  • 用便は決まった場所で行う
  • 簡易トイレは持参する
  • 自分で出したゴミは持ち帰る
  • 残飯、お菓子、果物の皮などを捨てない(熊の餌になる)

白山がいつまでも美しい山である為に、1人ひとりが気をつけなければなりません。あなたが来てから霊峰白山は汚山に変わったと言われないようにしましょう。